令和5年度予算特別委員会 こども青少年局審査を担当させていただきました。質疑の要旨を順次ご報告させていただきます。
1 子育て世代への支援 (1)子育て世代を支援する意義 ≪副市長答弁≫ [答弁] 子育て世代への切れ目のない支援により、子どもを望む方が安心して出産や育児ができる環境を整えることで、出生率の向上や子育て世代の転入促進を図ります。 子育て世代に選ばれることで、地域や経済を活性化させ、より良い行政サービスにつなげていくという好循環を作り出します。その結果として高齢者の方々をはじめ、誰もが安心・安全な暮らせる街づくりにつながっていきます。そのように考え、「子育てしたいまち 次世代をともに育むまち ヨコハマ」を中期計画の基本戦略に掲げているところです。
2 保育所等における医療的 ケア児の受入れ推進 (1) 医療的ケア児サポート保育園の申請状況 ≪部長答弁≫ [答弁] 2月17日まで募集を行った結果、12園から申請がありました。現在、医療的ケア児サポート保育園としての要件を満たしているかなどの確認を行っております。
(2) 医療的ケア児サポート保育園の役割 ≪部長答弁≫ [答弁] 医療的ケア児の積極的な受け入れをはじめ、対応できるケアの内容の段階的な拡充、さらに、入所を希望する保護者からの相談や見学に応じていただきます。 また、医療的ケア児サポート保育園以外での受け入れを拡充するため、他の園からの相談や見学に応じるほか、職員向けの研修で保育の様子をご紹介いただくなど、普及啓発にもご協力いただく予定でございます。
(3)質問者の考えについての見解 ≪局長答弁≫ 質問者の考え「医療的ケア児サポート保育園を市内でバランスよく配置していくことが重要」 [答弁] 現時点では、看護職員を複数確保できている園は少ないため、まずは、受入れ体制が確保できている園に、医療的ケア児サポート保育園となっていただきたいと考えています。 保護者の方が送迎しやすい身近な園での受け入れを進めていくことは非常に重要だと考えておりますので、ご指摘のとおり、市内にバランスよく配置していくことは大切だと考えています。 中期計画では、7年度までに36園を目標としておりますので、こうした市内にバランスよくといった視点を持って今後進めていきたいと考えています。