こども青少年局審査3
4 子育てDX関連
(1)地域子育て支援拠点関係システムの構築に向けた検討経過 ≪部長答弁≫ [答弁] システムの構築にあたりましては、地域子育て支援拠点運営法人の皆様のご協力を得ながら、より良いシステムを構築するための検討を重ねてきました。 令和3年度から4年度にかけて、業務課題の洗い出しや改善方針の策定、システムの仕様書を作成する作業を行いました。
(2)質問者の考えについての見解 ≪局長答弁≫ 質問者の考え「今後の業務拡大に備えた拡張性のあるシステムを構築すべき」 [答弁] システムの構築にあたりましては、さらなる機能の追加や修正が必要になった場合に、職員でも対応が可能なツールを用いて構築することで、プログラム改修等の費用を抑えることを想定しております。 構築段階から今後の業務拡大を見据え、拡張性のあるシステムを構築してまいります。
(3)港南区のプッシュ型配信の取組の子育て応援サイトにおける活用 ≪部長答弁≫ [答弁] プッシュ型の情報配信は、必要な情報を直接お届けできるメリットがあります。一方、通知が多いと煩わしさから未読や登録解除につながることが懸念されるため、配信頻度や内容等の検討が必要と考えています。 港南区で先行実施する取組において、登録状況等のデータの分析によりニーズを把握し、今後構築する応援サイトの運用に活かしていきます。
(4)質問者の考えについての見解 ≪局長答弁≫ 質問者の考え「応援サイトの構築により区の職員の業務効率化も図られるべき」 [答弁] 応援サイト運用後は、保護者の利便性向上だけでなく、職員にとっても、申請や予約の受付等に係る事務の省略化などにより、業務効率化につながると考えています。 そのことにより、市民の皆様と向き合う時間がより一層確保でき、子育て家庭の皆様への支援の充実や丁寧な対応による安心感につながると考えます。 現場で支援にあたっている職員の意見もしっかりと取り入れ、効果的な負担軽減が行えるよう検討を進めます。
(5)子育て応援サイトの仕様の検討状況 ≪局長答弁≫ [答弁] これまで、デジタル統括本部とともに仕様のベースとなる構想を検討してきましたが、今年1月にこども青少年局を主体とする子育て応援サイト開発チームを新たに設置し、検討体制を拡充しました。 現在、開発チームが中心となり、関係する区局と連携しながら、デジタルによる利便性を実感できるよう、機能要件等各仕様の検討を重ねています。 来年度の契約・開発に向けて、引き続きしっかりと取り組んでいきます。
(6)質問者の考えについての見解 ≪副市長答弁≫ 質問者の考え「令和6年3月に子育て応援サイトを稼働させるためには、市長・副市長がより一層のリーダーシップを発揮すべき」 [答弁] 子育て応援サイトは、中期計画の基本戦略である「子育てしたいまち」を実現するうえで、非常に重要な事業と捉えています。そのため、市長自ら開発チームと定例的な打合せを実施するなど、精力的に取り組んでいます。 子育て当事者のご意見や現場をよく知る職員の発想を第一に考えながら、市長や副市長が先頭に立つことで、各区局の積極的な関わりを促し、多くの子育て家庭の皆様に活用していただけるサイトが5年度中に確実に稼働するよう、スピード感を持って取り組んでいきます。