総合審査 質疑報告7

総合審査の質疑報告より 【7】教育分野でのDXの推進 続いて、教育分野でのDXの推進について伺います。 昨年度、各学校では、情報モラルやルールの確認等を行いながら、GIGAスクールの本格運用が始まりました。 新型コロナウイルス感染症は収まりを見せず、緊急事態宣言期間中の分散登校や、学級閉鎖等の際には、1人1台端末を持ち帰るなど、様々な活用がされたとのことです。そこでまず、 (1)GIGAスクールのこれまでの取組状況について教育長に伺います。
【答弁】 《 昨年4月以降、各学校では、整備された端末やクラウドサービスなどを日常的な授業や日々の健康観察等に使い始めました。 また、学級閉鎖や休校の際に端末を持ち帰っての学習や様々な理由で学校に来られない児童生徒への学習支援等、多様な可能性が広がりました。 一方で学校の状況により活用に差が見られるため、その解消に向けて取り組んでいます。》
学校に伺うと、先生方は本当に多くの業務を抱えており、ICTの活用について充分な時間をとることができていない状況もあると聞いています。そこで、 (2)GIGAスクール構想推進のための学校や教員への支援について、教育長に伺います。
【答弁】 《教員が参加しやすいよう通年実施の研修に加え、夏休み中に教員のレベルに応じた集合研修を実施するなど、個々の状況に応じ支援を行っています。 また、教員の負担軽減のため、今年度、ICT支援員の訪問回数を年62回に増やし、授業でのICT機器の利活用提案や操作補助のほか、機器やソフトウェアに関する校内研修を実施しています。 機器の不具合への対応は、支援員に加えてサポートデスクが通年で対応しています。》
ICT支援員や研修等、人が人を支援するのは大変重要ですが、一方で、アナログ的な支援以外にもデジタルを活用した支援も必要ではないかと思います。そこで、 (3)ICT支援員には日々様々な質問が寄せられていることと思います。これらをデータベース化し、先生目線のキーワードで検索できるようなかたちでフィードバックできれば、業務の効率化が一層進むのではないかと考えますが、教育長の見解を伺います。
【答弁】 《教員が得たい情報をスムーズに入手できるよう、GIGAスクールに関連したマニュアルや事務局からの通知類、1人1台端末やクラウドサービスを活用するための事例集、よくある質問等をまとめたポータルサイトを作り発信しています。 国や各企業から発信される授業での好事例や操作手順動画の提供、キーワード検索の向上など教員目線での改善に努めていきます。》
デジタル技術の活用により、効果的な教育が進み、学校の先生方の負担も軽減されることを期待し、次の質問に移ります。

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