公明党 横浜市令和4年度予算 都市整備局審査より
地下鉄高島町駅周辺歩行者環境改善方策検討事業について (要旨抜粋)
世界を舞台に展開する企業の本社等が集積するオフィス街、みなとみらい地区-。 同地区に通う港南区民の声に耳を傾け、公明党横浜市会議員団がサポートし、「市営地下鉄高島町駅周辺の歩行者環境改善に関する要望書」を昨年9月、山中竹春横浜市長宛に提出しました。 今回、令和4年度予算審査において、地下鉄高島町駅周辺の歩行者環境改善方策への推進状況を確認するとともに、地元の関係者の声をしっかりと伺いながら、着実に推進するよう要望しましたので、ご報告致します。
Q.今年度実施した高島町駅周辺とみなとみらい21地区の歩行者環境調査より、どのような課題が見えてきたのか?
A.高島町駅周辺とみなとみらい21地区とを結ぶ高島歩道橋は、一日あたり約6千人の方に利用されており、そのうち約8割は歩行者、約2割が自転車で、車椅子の利用の方は確認できず、長いスロープが現在のバリアフリー基準に適合していないなどの構造的な課題や、自転車を降りずに通行している方が多いなど、マナーに係る課題も見えてきました。(担当部長答弁)
Q.高島町駅とみなとみらい21地区を繋ぐ歩行者環境の課題解決のために、どのような方策を検討しているか?
A.課題解決の方策として、国道16号を渡る横断歩道や歩道橋、高島町駅周辺とみなとみらい21地区とを直接結ぶ地下通路、高島歩道橋のスロープの改修や、エレベーターの設置、高島歩道橋の通行マナーの改善を求める注意喚起など、様々な方策について、ハード・ソフトの両面から検討を行ってまいります。(担当部長答弁)
Q.4年度の取組について、具体的にどのように進めていくのか?
A.まずは、新たな代替ルートの整備や既存施設の改修など、具体的な方策の実現可能性についてしっかりと検証します。 その上で、地域の皆様のご意見を伺いながら、整備の基本的な 考え方をまとめたいと考えています。 高島町駅周辺の歩行環境の改善は、みなとみらい21地区のまちづくりを進めるためにも急務となっているので、国や県警と連携して、取組を加速してまいります。(局長答弁)