2017年の本会議での質問から約5年かかりましたが、要望していた「港南公会堂専用の駐輪場」が整備され、2月1日より利用開始となりました。 この駐輪場については、思い入れのある事業なので、背景を少し紹介させていただきます。 横浜市の放置自転車対策の取組として、「自転車駐車場の附置等に関する条例」が2018年4月1日に施行されています。 この条例は、駐輪場需要を発生させる集客施設や共同住宅などを新築または増築する際に駐輪場の附置を義務付け、審査や申請の手続きなどは規則で定めています。 約5年前、港南公会堂の建て替えを検討する中で設計案に駐輪場がないことを指摘したところ、横浜市として、「努力します」とのことでした。 なぜ、公共の集客施設で駐輪場がなく設計ができるのか?疑問に思い、他都市の状況を調査。 根拠となる条例を調査する中で、全国の政令市で横浜市だけが駐輪場の附置義務制度がないことを突き止め、2017年の市会第3回定例会一般質問で市長に早急な制定を求め、翌年の条例の制定、施行に結びつきました。 港南公会堂の整備は、条例の制定前のため、対象ではないとのことでしたが、一連の質問で設置するよう強く求め、今回の場所への整備となりました。 自転車60台 バイク5台可能。入口は、桜道側からとなります。 今後も、地域課題解消のため、様々な提案を行いながら実現することで、お応えしていきたいと思います。
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