予算特別委員会「教育委員会」審査より6

予算特別委員会「教育委員会」審査より【6】
6 不登校等の課題を抱える児童生徒への支援
(1)不登校児童生徒への支援にあたっての課題《人権健康教育部長答弁》 [答弁概要] 不登校児童生徒への支援につきましては、個々の状況に沿った、個別最適な支援を実施していくことが重要であると考えています。 そのため、教職員による支援にとどまらず、心理や福祉の専門職及び学校外の支援機関の活用等を図り、いかに一人ひとりの状況に応じた支援を推進していくかが課題であると考えています。
(2)課題を踏まえた不登校児童生徒への本市の支援《教育長答弁》 [答弁概要] 現在、週1回通室して創作活動等を行う「ハートフルスペース」や、週5回程度通室して学習活動を行う「ハートフルルーム」、大学生が定期的に家庭を訪問する「ハートフルフレンド」を実施しております。 学校におきましては、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー等との連携による支援の充実を図っているほか、令和2年度からは、特別支援教室等を活用した支援を実施しております。
(3)民間と連携した不登校児童生徒への支援《人権健康教育部長答弁》 [答弁概要] 不登校児童生徒への学習支援等に取り組む民間のフリースクール等で構成する「横浜子ども支援協議会」と連携し、座談会の開催、保護者相談会の合同実施など、協働事業を実施しているところです。 また、ひきこもりがちな不登校児童生徒の家庭を民間教育施設の職員が訪問し、学習支援や相談支援等を行う事業を民間のフリースクールに業務委託して実施しているところです。
(4)質問者の考えについての見解《教育長答弁》  質問者の考え「不登校児童生徒への支援について、誰一人取り残すことがないよう、中長期的な視点をみすえた取組が必要」 [答弁概要] 一人ひとりの不登校児童生徒が、社会的自立を図れるよう、学校内だけではなく、学校外における支援についても充実を図っていく必要があると考えております。 そのため、校内の特別支援教室等を活用した支援の充実を図るとともに、ひきこもり傾向のある児童生徒の学習機会の確保を目指して、オンライン学習教材を活用した家庭での学習支援を行い、学校がその学習状況を把握した上でフォローを行う、そういった支援の充実に努めたいと考えております。

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