こども青少年局審査6
8 区役所の機能強化
(1)「こども家庭センター」の設置に向けた考え方及び今後の取組 ≪局長答弁≫ [答弁] 母子保健と児童福祉の両機能を併せ持つ「こども家庭センター」を各区に設置することにより、困難を抱える家庭だけでなく、全ての妊産婦、子育て世帯への包括的な支援が可能になります。 5年度は、こども青少年局のほか、子どもの支援に関わる区局で構成する検討プロジェクトにおいて、3子どもとその家庭のニーズに合った支援計画の作成方法など具体的な取組の検討を進めてまいります。
(2)区職員のスキルアップに関する取組 ≪部長答弁≫ [答弁] こどもの特性を踏まえた面接技法などの区職員の専門性を高める研修や、児童虐待に関する専門家、または児童精神科医師から、区で実際に対応している事例に対する助言や指導等のスーパーバイズを受ける取組を行っています。 こうした実践を通じて、個々の職員のスキルアップを図ることで、支援の質の向上に努めています。
(3)区職員へのスーパーバイズ機能の充実・強化の内容及び期待する効果 ≪局長答弁≫ [答弁] 5年度からは、スーパーバイズを行う専門家を増員するとともに、回数を増やします。また、区職員が、オンラインやEメール等によりタイムリーに相談できる仕組みや、重篤事例への対応等により、精神的に疲弊している職員へのメンタルケア相談を新たに設けます。 これらの拡充により、区職員の児童虐待対応力の更なる向上が図られ、より専門性を活かした支援につながると期待しています。