3月2日、令和3年第1回市会定例会予算特別委員会の「教育委員会」局別審査を担当しましたので、質問概要を順次ご報告させていただきます。
1 中学校給食の実施について
(1)4月からの中学校給食の実施に向けた準備状況《教育長答弁》 [答弁概要] 委託業者を全て決定し、新年度の献立を基に、製造や衛生管理等の確認を行い、学校と牛乳保冷庫の設置や配膳方法の調整を図るなど、着実に準備を進めております。 また、今年度好評だった「さくらプログラム」の実施校を28校から85校に拡充するなど、利用しやすい環境づくりも進めております。 給食の開始を待ち望んでいる生徒や保護者の皆様に安全・安心で質の高い給食を確実に提供できるよう、責任をもって取り組んでまいります。
(2)小学生への中学校給食の理解促進に向けた取組《人権健康教育部担当部長答弁》 [答弁概要] 市立小学校全校で、6年生の児童、保護者にリーフレットを配付し、4月からの中学校給食について周知を図りました。 また、小学6年生を対象に、来年度から給食となるハマ弁の試食会を募集したところ、前年度の約3倍となる130校で実施することができました。 多くの皆様が関心を持ち、理解促進も図られたと考えています。 今後も、小学校を通じた中学校給食の広報に積極的に取り組んでまいります。
(3)給食開始に向けた広報の取組状況《人権健康教育部担当部長答弁》 [答弁概要] 生徒・保護者向けリーフレットに加え、新1年生に対しては、小学校を通じて原則登録をご案内したほか、各中学校の新入生保護者説明会で中学校給食の開始について周知を図りました。 また、広報よこはま2月、3月号で中学校給食の開始について記事を掲載するほか、献立表や本市ホームページ、PTA広報誌、タウン誌などを通じて広く周知してまいります。
(4)給食化にあたり注文方法など利便性向上の取組《人権健康教育部担当部長答弁》 [答弁概要] ハマ弁は当日注文やクレジットカードなど多様な支払い方法や、スマホアプリが利用できるなど他都市にはない利便性を有しております。 新たに始まる給食でも、引き続きこれをご利用いただく予定です。 また、きょうだい複数名が、一度に同じメールアドレスで注文できるようにしたほか、注文用のWEBサイトもご利用いただきやすいようにリニューアルを行ったところです。
(5)中学校給食の実施にあたり、横浜らしい給食を提供することについての意気込み《教育長答弁》 [答弁概要] 4月からの中学校給食では、横浜ベイスターズの青星寮カレーやシュウマイに地場産の豚肉を使用した中華献立など、横浜らしさを感じ、地元に親しみが持てるような献立を提供してまいります。 国産や地場産、旬の食材を活かし季節を感じられる献立などを多く取り入れ、生徒に喜ばれる給食を提供してまいります。